私は虫がとても苦手です。芋虫や蜘蛛はもちろんカブトムシもゴ×××にしか見えません。もちろん触る事はできず見る事も嫌です。

◆そんな私が最近思うのは昆虫食が流行っているという事です。私にとっては、非常に由々しき問題です。流行るだけなら構わないのですが、世の中全てが昆虫食に向かっている様に思えてしまい、虫嫌いとしては頭を抱えています。事実、近所のスーパーや大手の食料品店にもコオロギ煎餅が棚に並べられるようになりましたし、高校生の給食にまで広がりを見せつつあります。

◆正直に申しまして、虫が嫌いな私は出来れば食べたくありません。確かに、昆虫食は良質なタンパク質や栄養素が豊富だと聞いています。飼育も一般的な家畜と比べ環境負荷が少なく、多くのメリットがあるようです。だけど、今なぜこうも虫を食べさせようとしているのか少し疑問に思います。もしも将来、牛、豚、鶏の肉が食べられなくなったとしても、現状まだ有害鳥獣駆除等で捕獲、駆除された猪、熊、鹿はその全てが有効活用しきれているとは言えない部分もあるので、こうしたジビエにもっと目を向けても良いのではないかと思います。

◆有害鳥獣で困っている人、そして捕獲・駆除後無駄にしている命があるなら、まずは現実に起こっている問題を解決しつつ食料問題も解決できればと勝手ながら思っています。そのためにこの先も捕獲器を作り続けたいと思います。

 

(えみか)